ウロウロ〜カル和歌山市観光編

ウロウロ〜カル和歌山市観光編

和歌山観光は海南市で集合

2023年6月、いつものウロウロ〜カルは、その場所に偏愛を持っている方に案内をお願いしているのですが、今回は所用で和歌山市に泊まることになったついでに、急遽案内人なしで和歌山市内をウロウロしてみることにしました。歩いて行けるおもしろそうな場所を探したところ、七曲市場という場所がいい雰囲気そうだったので、とりあえずそこを目的地に設定。

JR和歌山駅前の、みその商店街にある喫茶マリンナでモーニング。完璧な滑り出し。

実は和歌山市に行く前に、ドムドムハンバーガーファンの間では有名なドムドムハンバーガー海南FC店に行ってみたいという、私のたっての希望でお隣の海南市もウロウロしたのですがそれはまた別のお話。

ドムドムハンバーガー海南FC店でウロウロ〜カルクルーのなべさん&さとみんと合流

海南FC店はクレープやシェイクといった独自メニューがあるのが特徴です。
駐車場のどむぞうくんと「ドムドム」の文字がかわいい。

市堀川沿いのビル群がかっこいいのです

海南市から和歌山市に移動して、和歌山城の北側、市堀川(「しほりがわ」とも「いちほりがわ」とも呼ばれるそうです。おもろい。)沿いを歩きながら和歌山城の西にある七曲市場を目指します。

和歌山市はかつては海運の要所であり、高度経済成長期までは関西でも有数の大都市だっただけに、いいビルとザクザク会うことができます。特に市堀川を挟んで北側に見えるビル群が抜群にカッコ良かったです。

窓の反復と渋い配色のレンガタイル、モダニズムな屋上建屋と完璧かっこいいビル。

市堀川は水辺に降りて歩くこともできました。楽しい。

かわいいビルたちがみちっと集まっている背後のこども科学館のレトロフューチャー感がたまりませんね。
和歌山城北側を歩いているとどこからでも目に入る「酒直」の看板。水平強調デザインのいいビルでした。
注意喚起看板のイラスト。手に持たれた水筒?、犬の後ろ姿、はじっこのお花、全てがよい。

七曲市場を散策

中心市街地を抜け、住宅街っぽくなったところに、忽然と七曲市場の入り口が現れます。アーケードがかかっており薄暗い場内に入っていくと、思いの外規模が大きく、広い空間になっていました。かなりの経年を感じるのですが、近隣のこどもたちや家族連れの姿も見ることができる現役の市場でした。レトロを通り越してサイバーパンク感がほとばりしり、どこを歩いてもとにかくかっこ良くて、メンバー3人とも大興奮しながら散策しました。

市堀川沿いのビル群がかっこいいのですリターンズ

七曲市場を堪能したら、Uターンして来た道と堀川を挟んで反対側(北側)を歩いて戻りました。やはりビルが渋くてかっこいい!いいビルの宝庫です。

市堀川を挟んで見えたビルの正面側。重厚感がすごいです。
あっちもこっちも気になって写真撮影。
垂直方向強調デザインとベランダの正方形パネルがかわいいですね。中も気になります。
壁一面があの装飾タイル(名前を教えてください)。入り口のアールももちろん好きです。

トラス橋なめながらビルの隙間からの和歌山城ビュースポット。

だいぶ歩いたので、市堀川から少し北側の通りにある、Cafe萬町有喜(よろずまちありき)で休憩することにしました。このお店はもともと商店街の乾物問屋会社でしたが、時代の変遷により閉業した後に、ご家族がリノベーションしてご自身で(すごい!)運営されています。

開放感があっておしゃれなファサード。ちなみに「有喜」は「有馬屋喜平」さんが創業したところからとのことです。
店内の机などは、乾物会社時代に食堂で使っていたものが使われています。また、営業当時の写真や資料を見たり、お店の方から直接お話しを聞くこともできました。

まち歩きに糖分補給は大切。パフェをいただきました。グラスのイラストもかわいい!

地下はギャラリーとして利用されています。

床のタイルがおしゃれでした。廊下や階段も渋くてとても素敵だったので和歌山を訪れたら必見です。

和歌山は商店街もすごい

南海和歌山市駅からJR和歌山駅までの2.5kmほどの間を複数の商店街がだらだらっと広範囲に続きます。アーケードがかかっている大規模な商店街も複数あり、昭和のモダンな建築も(今のところ)残っていて予想以上に見所が多かったです。かつてはこの間を路面電車が走り、おおいに賑わっていたことを肌で感じることができます。どうか、まだしばらくはこのままで…とつい祈ってしまいます。

北ぶらくり丁商店街。1階は隅切りで、2階が曲面なのが痺れます。

三角形を強調した切り文字風のいい文字。
インパクト強い帽子屋さん。
立体系看板文字。
個人的にローカルなスケーターショップはグッときます。ステッカー貼りまくりなのもいい。
タイル張りマンホールにどよめく人たち。
路上にソファー席。なんとも贅沢。
東ぶらくり丁。ネオン看板光って欲しい。
昭和の手仕事を感じる文字。

今回宿泊したゲストハウスRICO。1階がカフェバーになってておしゃれな若者が集っていました。風俗街のど真ん中にあります。

禁険信号(禁止+危険?)が出てました。
とても素敵にリノベーションされたカフェ。
水際の緑が豊かでいいですね。

ウロウロ〜カルなりの和歌山観光が堪能できました。最後に和歌山ラーメンをみんなで食べて神戸に帰りました。

和歌山はレベル高いっすわ〜と言っている私。

今回歩いたのはこの辺り
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